投資や資産運用の相談は誰にすればいいの?知らずに相談すると騙される

お金の勉強
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最近は老後の年金不安から資産運用や投資に興味を持つ方が増えていっています。
しかし、あまりに無知の状態で銀行や証券会社に相談に行くと
簡単に騙されてしまい、あなたにとってメリットがほとんど得られない金融商品を買わされてしまいます。
では、どういった人に相談をすれば良いのか?
結論からお伝えすると、それは、
・あなたが金融商品を勧めて契約しても利害のない方
・資産運用や金融系の知識に長けた方
この2つの条件に当てはまる方です。
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相談してはいけない相手とは

資産運用の相談というと前段でお伝えした通り以下の方々がいます。
・銀行員
・証券マン
・生命保険販売員
・不動産業者
・ファイナンシャルプランナー
etc.
前提としてお伝えしておくとこれら方々全員があなたを騙そうと思っているわけではありません。
もちろんあなたの資産を増やすべく本気で相談に乗って金融商品を勧めてくれる人もいます。
ただ、上記の方々の多くは金融商品を契約してもらうことで利益が生じます。
契約してもらうことで利益が出るということは契約者が結果的にマイナスになる可能性が高いということです。
※あくまでマイナスになる人が多いということです。
金融商品を買うことで安心が手に入るなどの心理的なメリットは除きます。
特に一番注意が必要なのは、実は良いとは言えない商品であるのに、販売員自身が本気で良いものと思い込んで勧めてくるケースです。
そういう方は他の金融商品や投資の知識が乏しく、井の中の蛙状態のため、自身が勧める商品が最善だと思い込んでいます。
もちろん純粋な人なので騙そうという思いも持っていないため、提案された方は信じてしまい、結果悪い商品を買ったあとに気づきます。

ファイナンシャルプランナーは 第三者の立場で相談に乗ってくれる人じゃないの?

確かにあなたに相談に乗ることでのみ利益を得ている人であれば、あなたの資産運用を成功させることを成果と考えている方ですので信じていいと思います。
ただ、ほとんどのファイナンシャルプランナーは、金融商品を持つ業者をスポンサーとし、その商品を販売することで、報酬をもらっている方が多いです。

相談すべき相手とは

では、どういう人に相談すべきか?
その答えは最初にもお伝えした
・あなたが金融商品を勧めて契約しても利害のない方
・資産運用や金融系の知識に長けた方

この2つの条件に当てはまる方です。

こういった方はあなたに紹介した商品を契約することで利益が得られるわけではありません。
それでも相談に乗ってくれるというのは本気であなたの悩みに親身になり解決しようとしてくれる人です。

なかなかそんな人いないよ…

確かにそうです。これは周りにいればの話です。
周りにいないのであれば、自分で勉強してしまうというのが手取り早いです。
基礎を学ぶことはそこまで膨大な勉強が必要なわけではありません。

自分で投資の勉強するには何をすればいいの?

基本的なお金や投資の知識を学ぶにはファイナンシャルプランナー資格の勉強をオススメします。
ファイナンシャルプランナー(FP)資格はそこまで難しいものではありません。
私もFP2級の資格を持っていますが、実際に基礎知識を学ぶのであればFP3級の勉強をするだけで十分です。
あとは、お金に関する本が書店にたくさん置かれているので、それで学ぶのも良いでしょう。

ファイナンシャルプランナーの資格は取るべき?

ファイナンシャルプランナーの資格は取る必要はありません。
金融商品を販売するような職業の方でない限り、資格によってあなたのメリットになるケースはほとんどありません。
ただ、お金の教養を学ぶには大変良い勉強となるのでFPの勉強することは強くオススメします。
私の場合は資格を取る必要はないと思って勉強を始めましたが、
・勉強した成果を残すため
・せっかく勉強したし形に残しておこうかな
くらいの思いで2級までは取得しました。
※FP1級資格は金融系の職業に従事していないと受験資格がありません。
ファイナンシャルプランナーの勉強は私のお金に対する考え方を大きく変えました。
投資のジャンルを幅広く目を向けられるようになり、投資だけでなく、保険商品やローン、税金などの知識を教授することができました。

おすすめの投資商品の種類

金融商品、投資商品にはたくさんの種類があります。
一言に株やFX、不動産といっても、その中にあらゆる種類の投資方法や商品が存在します。
私は以下の投資を行っています。
  • 株式投資(長期)
  • 投資信託
  • 不動産
株式投資はチャートを分析して短期で売買を繰り返すようなテクニカル分析による投資ではなく、
各社決算短信を見て、将来性のある会社に投資するファンダメンタル分析を行っています。
不動産投資は中古ワンルーム投資、1棟アパート投資を行っています。
※1棟アパート投資は現在取り組み予定
これらは適切な商品を選べば、
投資利回りも高く、リスクも小さいため個人的にオススメします。

おすすめしない金融商品の種類

おすすめしないのは

  • FX
  • 株式投資(短期)
  • 不動産投資(新築ワンルーム投資)

です。

どの投資でもそうですが、
投資の多くは
一部の方が儲かっており、
多くの方は損をしている
という構図です。

FXや短期での株式投資がまさにそうですが、トレーダーの方は多くの経験を持っているためテクニックが多様です。
そういった方が儲けていて本なども執筆しているためすごく良い儲け話に聞こえますが、
そういった方はほんの数%で、90%以上の人が損しているという構図になっています。

本などの情報を信じてこういう方法で投資にチャレンジし失敗するのはこれが理由です。

不動産投資の新築ワンルーム投資は購入時に

・業者の利益が多くのっている
・新築プレミアムによる家賃の大幅減少

これらの理由により投資利回りが低く、キャッシュフローとしては手出し(マイナス)が出てしまうのです。

新築プレミアム…新築価格として、周辺相場価格より割高で設定された家賃。日本人は新築好きのため新築プレミアムで家賃が高くなっていても借りたいという人が多く、2人目以降の入居者からは相場家賃に戻るため、当初の利回りは維持できないのです。
一般的に新築プレミアムは相場家賃の20%高い価格が設定されているケースが多いです。
新築ワンルーム投資の危険性については以下の記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
以上です。
将来のお金の事が心配になったら、
・適切な人に相談すること
・自身でも少し勉強してみること
ぜひ、事前にある程度の知識を持った上で、各社相談してみてください。

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